ちろまめ記~2歳差兄弟を育む日々のこと~

ちろまめ記~2歳差兄弟を育む日々のこと~

2歳差かわいい男児たちの子育て記。自身は長年アレルギーもち。がんばる日々の子育てや暮らしの情報を記録&発信。参考にしてもらえたら嬉しいです。

授乳はいつ慣れる?体重が増えなくて辛かった日々。

少し時間があいてしまいましたが、前回の続きです。


産院での入院中は授乳に関して褒められ続け、完全母乳でOKとお墨付きを頂いて、長男の時よりもずっと自信を持って授乳をしていた次男の生後1か月間。


ところが、1か月健診を直前にして、なんだか次男があまり大きくなっていないように感じたのです。


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「体重が増えていなかったらどうしよう…おっぱい足りていなかったのだとしたらどうしよう…!」


授乳量を増やすにはとにかく赤ちゃんが欲しがる度に授乳する、ミルクを飲ませると哺乳瓶の飲みやすさを覚えてしまいおっぱいを嫌いになってしまう、ミルクは腹持ちが良いから赤ちゃんがミルクを飲んだことで夜たっぷり寝てしまうと自分は夜間授乳をしなくなりそう…。長男の時の経験から(※長男は混合)、そんなことをずっと考えながら母乳一本で頑張っていました。


産院でしっかりと「完全母乳で大丈夫。ミルクはなくて大丈夫。足すか不安になったらまずは電話して。」と言われていたし、これも長男の時の経験からですが、あまり赤ちゃんの体重のことばかり考えてしまうと自分がつらくなってしまう、等の懸念があったので、ひたすら授乳することだけを心に誓って、あとは楽しく、あまり体重増加のことは気にしないようにして過ごしていたのです。


でも、これがいけなかったのですね。


1か月健診で病院へ行ったら、待合室ですれ違う他の赤ちゃんたちがすごく大きく見えました。


その場にいた赤ちゃんの数はそんなに多くはなかったけれど、うちの子が一番小さく感じました。それですぐ、あぁやっぱり、母乳が足りてなかったんだなと察しました。


計測の結果、体重は2875g。


退院時の体重が2674gだったので、200gしか増えていなかったのです。


普通は、1か月健診で700~1000gの体重増加が目安ですよね。さすがにこれは痩せすぎとすぐにわかりました。


小児科の先生から、


「消化器官等の異常がないか2、3日入院して検査しますか?それとも、自宅でミルクを足して数日間様子を見ますか?」


と聞かれました。


自宅でミルクをあげて、数日後に再受診し、体重が増えていれば母乳不足で赤ちゃんには問題なし。数日間ミルクを足しても体重が増えなかったら、なにか病気を疑う、ということですね。


2人目とはいえ新生児のお世話の日々を続けて疲れもたまっていた私は、一瞬、入院して全部診てもらえるなら楽だなぁ…と思ってしまいました。けれど、数日間とはいえ赤ちゃんと離れるのは母親としてやっぱり心配だし辛いものを感じて、自宅でミルクを足し、様子を見ることにしました。


小児科の先生の指示で、ミルク70mlを1日6~7回足すことに。


赤ちゃんの健康がいちばん。


赤ちゃんはふくふく順調に太って、むちむちになって元気に育ってほしい。それはもちろん当たり前。それはもちろんそうなのだけれど、一方で、今回は完全母乳で頑張ってみたいという思いがあって、赤ちゃんが産まれてからは毎日毎日、授乳しかしてこなかったような日々を過ごしていたわけで、ミルクを足さなければならない現実は自分にとってけっこうショックなものでした。「いままで頑張ってきたのになあ…」と。


健診の帰りにミルクを1缶買って、帰宅して夫に説明しました。


そしてこの日から完全母乳は終了し、ミルクとの混合でやっていくことになったのです。ミルクを足したら順調に体重は増加して次男は少しずつふっくらし、再受診の際にも問題なしと言ってもらえました。


それにしてもこの頃は本当に、自分の頭の中は授乳のことでいっぱいで混乱していました。ちょっとだけノイローゼみたいな感じだったかもしれないです。


おっぱいが足りなかった。
完母でいけるって言われてたのになぜ?。
でも赤ちゃんはしっかり大きくしなくちゃ。
ミルクを足していったらおっぱい嫌いになっちゃうかな。
混合から完全母乳にするにはどうしたら良いのだろう。
でもミルクはなにかと便利だし、どうせなら完全ミルクでも良いかな。
でもやっぱりもうちょっとおっぱいあげたいな…
母乳量を増やしたいなら、母乳外来に行かなければ。
でも赤ちゃん抱えて外出するのはしんどいし。


こんなことが常に頭の中をぐるぐるとして。頭の中8割おっぱいのこと。そんな日々が続きました。
混合でいくのか、完全ミルクにするのか、完全母乳を再度目指すのか、自分の中で整理がつきませんでした。


ミルクを足しながらも母乳量が増えてほしいと思っていて、泣いたらおっぱいをそれまで以上にひたすら繰り返していました。


腕は腱鞘炎になりそうだったし、いつも授乳で下を向いてるから首や肩、腰は痛く、一日中、目に映るものは自分のおっぱいと赤ちゃんの顔ばかり。これは堪えました。本当に本当に、頭の中はおっぱいのことばかりでした。


こりゃ産後うつとかにもなり得る、うん。


そんななか救いになったのは、夫の理解でした。


私は授乳のことは自分と赤ちゃんとのことだから、夫に伝えても理解してもらいにくい話だろうと思っていたのですが、夫は自分のことのように話を聞いてくれ、紙に書いて整理して、一緒に方向性を考えてくれました。夫はおっぱい出ないから授乳のことは任せてもらうスタイルで良いと思っていたのに、積極的に関わってくれたことに助けられました。このとき親身になってくれたことは一生忘れないだろうな。


落ち着いてきたのは、生後2か月半~3か月くらいでしょうか。授乳の際、ふとなにも考えてないことに気がつきました。変わらずミルクは足していましたが、次男も飲み方が上手くなり、私も痛み等感じることもなくなり、授乳量等についてもそればかり考えずにすむようになってきたのです。


いろんなことに、慣れてきたのかな。


「可愛いな。愛しいな。」


とだけ思えるようになって、肩の力が抜け授乳が楽になり、我が子との尊い時間になったように思います。

授乳はいつ慣れる?体重が増えなくて辛かった日々。


その後、絶賛イヤイヤ期中の長男のお世話との兼ね合いもありやっぱりミルクは便利で。ミルクよりの混合になりました。


混合ではあるけれど、やはり授乳に慣れた、軌道に乗ったように思えるまで2~3ヵ月かかりました。


いま母乳育児に悩んでいるママさんがいたら、ケセラセラ。と伝えたいです。


なるようになるよ。時間が解決してくれるよ。段々ちょうどいい感じになってくるよと。


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