2歳0歳の育児に奮闘しているちろまめです。
毎年年末に、夫ともに防災グッズの見直しをするのが恒例となっているここ数年。しかし今回はバタバタしてすっかりやり忘れ、年が明けてからゴソゴソと行いました。ここ数日の私のランチは消費期限のせまる非常食品(アルファ米)…。(いやでもこれが意外とおいしいのです!)
今回は防災グッズや非常食についてのおはなしです。
さて、見直しにあたり今回意識したのは、昨年家族がひとり増え、我が家に0歳の赤ちゃんがいること。そして長男もだんだん大人と同じように食べる量が増えてきたこと。実際に避難する場面やライフラインが止まった状態をイメージして、入れ替えをしたり消費期限の確認をしたりしました。
長期保存できる非常食は?
災害時の非常食、今までは職場でもらっていたものをなんとなく備蓄していましたが、それらが消費期限を迎えるのできちんと自分たちで購入することに。
ご存じの方も多いのではないでしょうか?尾西食品さんのアルファ米。
消費期限のせまるものがあったので試しに食べてみたら、普通においしくてちょっと感動!5年と長期保存ができて、お湯をいれるだけ15分(水でもOK!水なら60分))で食べられるのは非常時を想えば本当に便利です。中にスプーンもついてますよ。
海老ピラフと五目ごはんを食べたけど、全然いけます。
炊きたてのごはんをそのまま急速乾燥させたものらしく、調べてみたらもとは軍事食糧だったそう。ジャングルでは煙をあげず、潜水艦は浮上をせずとも第一線の兵士たち食べられると。なるほど。ちょっと意外でした。
うちではこちらのバラエティに富んだ12種類パックを用意して、非常用袋に分散して入れました。まだ試したことのないカレーが気になります。↓
尾西食品 アルファ米12種類全部セット(非常食 5年保存 各味1食×12種類)
ちなみに、おいしいけど味はちょっと濃いめ。連日食べるとちょっとしんどくなるかも。子どもにあげるのも連日となるとちょっと悩ましいなあ。(でも実際非常時にはそんなこといってられないんですよね…。)このほかにもできるだけシンプルな味の非常食を用意できたら理想的かなとは考えています。
かさばらない袋入りが便利
ちなみに同じ尾西さんからこんなに可愛らしい「ひだまりパン」も出ていて、私は現在期限のせまるこれらのパンとごはんを交互に食べています。(連日アルファ米はやっぱり飽きるのでね…。)
パンは普通に袋に入っていて、開けるだけでそのまま食べられます。
非常用のパンを物色してみると、ザ・カンパンって感じの缶入りのものが多くて、どうしてもかさばるのが難点。なのでこの袋タイプというのは非常袋のスペースをとらないため有難い。
味はメープルやチョコもあるようですがプレーンも普通に美味でした!欲を言えば、牛乳やコーンスープと一緒に食べたくなるけど…(非常時にはそんなこといってられないですよね…)
パッケージがかわいらしく、非常時の精神が参ってしまうような時にもどこかホッとさせてくれるんじゃないかと思ってます。子どもも喜ぶかな、と。ささいなことだけれど、災害が起きたときってそういうところ、ぜったい大事だと私は思ってます。
※決して尾西食品さんのまわしものではないですよ~
0歳児の防災グッズはどうする?
赤ちゃんは日々大きくなりオムツやミルク、離乳食の量やサイズもどんどん変わるので、どのように用意すべきかけっこう悩みました。
うちは現在離乳食をはじめているので、持ち出し用にベビーフードを少しと液体ミルクを防災袋にいれています。(液体ミルクが商品化してくれて本当に良かった…‼長男の時にはなかったはず。常温で飲めるのも本当にありがたいです。)
明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml(専用アタッチメント付き) 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】 ×6本 [0か月]
オムツはしっかりめのトートバッグに3日分くらい敷き詰めて、いざというとき赤ちゃんをそのトートバッグにのっけて運ぶことをイメージ。オムツは今使っているのよりワンサイズ大きいものを用意しました。(大は小を兼ねるかなって考え。)
ちなみにもしも私ひとりで避難する場合、背中には水とか入った非常袋、前抱っこ紐に2歳児を抱え、そしてトートバッグに赤ちゃん…。うーんかなりギリギリの重量。ちょっと自信ないかも…実用性を追求するならばもう少し検討が必要ではあります。
粉ミルクの缶やミネラルウォーター、オムツにおしりふきは、普段から多めに箱で買っているので、いったん自宅に戻ることができれば数日間はカバーできるはず…!ローリングストックというやつですね。
幼児の防災グッズにおすすめ!
2歳児は既にほとんど大人と同じような食事をしているので、先に紹介したアルファ米を食べてもらうことを想定。
それと、うちではよくお世話になっているゼリー飲料を多めに用意しました。これ、実は今まで長男も親も本当に助けられてきた、我が家のマストアイテム。風邪ひいて食欲がない時でもこれなら口に含んでくれるし、機嫌の悪い時の気分転換にもお世話になってきました。おやつにもなるし水分補給として喉も潤います。災害時にこれがあればきっと希望の灯になると思っているのです。
森永 果実とミネラルのうるジュレ PINK (ライチ・さくらんぼ・レモン) 果実とミネラルの水分補給ジュレ 【1歳頃からずっと】 ×6個
日頃からキッチンの隠し蔵にストックしていてお出かけの時などに持ち出しているのですが、これを非常用袋にも入れました。ただ、こちらは長期保存用の商品ではないのでこまめに入替えが必要ですね。
感染症対策も忘れずに
昨年見直ししたときには全然意識していなかった、感染症対策。コロナ禍のいま、もしも避難所生活を余儀なくされたら―。そんなことを考えて、今回はアルコールジェルやウェットティッシュ、マスクも大人用と子ども用と、しっかり非常用バッグに入れました。
バッテリーやラジオは実際使ってみることが大切
バッテリーやラジオはずいぶん前から用意しているので大丈夫、と思っていたら、そんなこともありませんでした。試しに以前から用意してあった手回し充電器をスマホにセットし試しにグルグルグルグル回してみたのですが、全然反応してくれず。いくら回しても空しく音が響くだけで充電がぜんぜんできなかったのです。そういえば購入したのはまだ私が独身のころ、そりゃ壊れていても仕方ないかー。実際に動かしてみる、使ってみることって大切ですね。
ということで今回はソーラー対応しているものを用意しました。手動もソーラーもあれば、最悪な状況でもなんとかなるのではないかと。ライト付きなのでこれ一つで安心感が大きいです。
【2020進化版】CXYP 手回し充電器 12000mAh 大容量 ソーラーチャージャー モバイルバッテリー LED高輝度ライト付き 2 USB出力ポート太陽光発電充電器 PSE認証済 (黒)
2歳0歳・子供二人の防災グッズを見直し!
防災グッズを整理しながらいろいろな事態を予測してみると、実際これだけの備えじゃ足りないんじゃないか、とか、こんなに重たい非常用バッグ、本当にとっさに持ち運べるんだろうか、とか、新たな疑問や不安が次々と。
でもきっと、それが大事なんですよね。家族で共有し、確認しあいながらより実用的な形に整えていけたら理想的かなと思ってます。実際、我が家も年2回ほど見直しをするのが習慣になってきて、その度に意識が高まり、話しあうごとに備品の中身もより充実したものになってきたように感じます。
我が家は、もう少し子どもらのために非常用の長期保存できるお菓子を買い足しておこうかな…。開ける機会が来ないことを願って。