ちろまめ記~2歳差兄弟を育む日々のこと~

ちろまめ記~2歳差兄弟を育む日々のこと~

2歳差かわいい男児たちの子育て記。自身は長年アレルギーもち。がんばる日々の子育てや暮らしの情報を記録&発信。参考にしてもらえたら嬉しいです。

コロナ禍で不安だらけ…!出産までの日々【妊娠記録・次男】

こんにちは。

次男の妊娠出産記録を少しずつ残しています。今回はつわりが終わった安定期の頃のお話。コロナ禍で過ごした妊婦生活を記したいと思います。

 

f:id:chiromame:20210203151804j:plain

 

迎えた安定期と新型コロナウイルス

重度妊娠悪阻と診断されたつわりも終わり安定期に突入…。

※つわりで入院した話はこちらをご覧くださいね↓↓↓

ケトン体4プラスの重度妊娠悪阻…つわりで入院した話【妊娠記録・次男】 - ちろまめ記

重度妊娠悪阻で入院…費用や保険のはなし【妊娠記録・次男】 - ちろまめ記

 

食欲も増しつわりで減った体重をカバーするようにどんどん体重増加していきました。つわりで食べられなかった際のリバウンドもあったのか、2人目は太りやすいということなのか、長男の妊娠期よりも圧倒的に早いペースで太っていきました…。

 

2月頃でしょうか、テレビでは中国で新種のウイルスが猛威を振るっているというニュース。都市が封鎖されるさまを見て、「怖いね、中国で何が起きているんだろうね」などと言っているうちに、気づけばダイヤモンドプリンセス号が着岸。新型コロナウイルスは他国の流行り病から、あっという間に身近な脅威となっていきました。

 

コロナ禍での妊婦生活がはじまる

つわりで体力を落としていたこともあり、冬風邪やインフルエンザ等も懸念してもともと行動範囲を狭めていた私。さらに必要な外出以外はせず、手洗いとうがいを徹底する日々が始まりました。

しっかり手洗いしていると、ハンドソープってこんなにすぐなくなるんだなと驚き。毎晩、眠る前には夫が感染したらどうしよう、両親や義両親が感染したら妊娠中に感染したら…、出産はどうなるのか、どう動いたら良いのか…。そんなことを考えてはネットニュースを読み漁り眠れなくなる日々が続きました。

マスクはどこへ行っても品切れ。アルコールのハンドジェルも、買っておいたほうが良い!と思った時にはどこにも販売していませんでした。ハンドソープやトイレットペーパー、ティッシュも一時売り場から姿を消します。
自宅のそばの薬局には毎日のように開店前から長い行列ができており、異様な光景に不安の募る日々でした。

マスクは自宅にストックがありましたが、それもいずれ底を尽きることを考え、今ほど一般的になる前でしたが布マスクを作ることにしました。長男を妊娠中にベビーアイテムを作ったダブルガーゼ生地の余りがあったため、大人がつけるには少し可愛すぎる柄の布マスクをできる分だけ作りました。

 

コロナ禍、緊急事態宣言…自粛とテレワークの日々

2020年4月7日、7都府県に最初の緊急事態宣言が出されます。

パパはテレワークが多くなり、長男も保育園への登園を自粛することに。

 

おうちで子どもと過ごしながらテレワークをしているご家庭のあるあるかもしれませんが、しっかり区分けされた部屋がない中でのテレワークするって大変ですよね。

突然、“在宅勤務”といってもそんなの子どもはすぐに理解できません。2歳児はPCに興味深々だし(電源コードにキーボード、光を放つ画面やボタン、そのすべてが子どもにとっては魅力的…!)、パパやママがいるなら遊んでほしいそこにいるのにどうしてかまってくれないの?と。

仕事をしている本人はもちろん、テレワークを邪魔させないよう子どもを見守る側もプチストレスが溜まっていきます。

子どもが寄っていこうものなら止めに入り、会議中は大きな声で呼びかけたりするのもいちいち躊躇してしまったり。仕事中なのだから、と頭では理解しているはずなのですが、大人がそこにいるのに子育てを手伝ってもらえない、むしろ邪魔をさせないようにしないといけない、そんな風に感じてしまい妙なプレッシャーがありました。

 

不要不急の外出自粛が呼びかけられましたが、わんぱく盛りの2歳児がお外でパワーを発散できずに何日も室内で過ごすことは難しいものがあります。日に日に大きく重くなるお腹を抱えながら、長男を近所の原っぱへ連れていきました。汗だくで帰宅した後は体を拭いて着替えさせ、昼ご飯を作り、洗い物をして昼寝の寝かしつけをして、あっという間に夕飯の準備とお風呂…。キッチンに立つか子どものお世話しかしてないな、と感じながら上手に息抜きのできない時期が続きました。今ならもうちょっとうまく手抜きをできるのだけれど…。

この時はまだ、変化した生活スタイルに対し家事と育児の要領を得ていなかったのもあるかもしれません。不安やイライラが爆発して家族にあたってしまったり涙した日もありました。

夫も私も、家族が笑って平和に過ごせるよう工夫や心配りをし、我慢しながら皆が頑張っていました。

 

コロナ禍での妊婦の暮らし

感染症対策のため、妊婦検診はできる限り1人で行き、回数も極力抑えることに。数えてみれば妊婦検診へ行ったのは長男の時の半分ほど産婦人科へはバスに乗る必要があり、毎度緊張しながら乗車しました。

妊婦は虫歯になりやすいことから、私の暮らす地域の自治体では無料の妊婦歯科検診を行っています。ただ、コロナが怖くてどうしても歯科の予約を入れる気になれず、結局歯科検診は受けられないまま出産を迎えることになりました。

 

ある時、布マスク作りに必要なガーゼ生地不足のためベビー用の肌着やガーゼが、消毒のためにミルトン薬液が、マスクの代用品として母乳パッドが買い占められているという話題が耳に。今まさに出産をした方や乳児を育てているママ達は大丈夫なのか、そして自分が産んだあとの世界はどうなっているのだろうかと胸を痛めました。

長男の時と同様、立ち合い出産を希望していましたが、この時すでに出産予定の産院では立ち合い不可になっていることも知ります。長男を産む時、傍にいてくれた夫の存在が大きかったことを思いました。自分自身が心細いのはもちろんですが、それよりも産まれる瞬間の様子誕生したばかりの赤ちゃんを見てもらえないことを残念に思いました。ただ、産むからにはもうやるしかない。1人で産む覚悟を決めました。

 

コロナ禍で妊娠生活を送る不安ストレスからなのか、単に妊娠中のホルモンバランスの変化なのか、この頃から不眠症のように夜中に何度も目が覚めるように。夜間授乳に耐えられるように体が準備しているのかなと考え、あまり気にしないようにしていました。

 

コロナ禍で不安だらけ…!出産までの日々【妊娠記録・次男】

長男の時とはすべてが違う妊婦生活。一転した世の中と暮らし。

けれどそんな中、お腹の子はとても元気で胎動は痛いほど強く感じられました。

このような状況下でいのちの灯を宿し生まれてきてくれることに感謝しなければ。

これから新しい時代を生きる、きっと底力のある子だ、逆境を乗り越える力を持った子なのだ。きっと大丈夫なんだと言い聞かせるように考えていました。

 

いよいよコロナ禍での出産へ…次回以降は陣痛や立ち合いについて記していきたいと思います。

 

 にほんブログ村 子育てブログへにほんブログ村にほんブログ村 子育てブログ 乳児育児へにほんブログ村 にほんブログ村 マタニティーブログへにほんブログ村

プライバシーポリシー