こんにちは、ちろまめです。
しばらく更新できておらず、お久しぶりになってしまいました。このブログを始めた時に2歳&0歳だった2人は、ブログを更新しない間に3歳&1歳になってしまったわけなのですが、これからまた少しずつこのブログを再開していけたらと思っています。
さて今回は、長男が2歳の時の〝イヤイヤ〟についてのお話を。
今でこそ落ち着いてきたイヤイヤ期ですが、当時は本当に悩んで、私自身何度も泣いたりしていました。
そんな渦中で記録した記事が下書きで残っていたので、過去の事になってしまいますが、今回は懐かしく思い返しながらその記事から更新をさせていただきます。
それでは、2歳イヤイヤ期の記録、ご覧ください!どうぞ!↓
うちの長男2歳の、ご飯の話をしましょう。
食事がスタートできない。
毎朝毎晩、なかなか食卓につかないんです。
「ご飯だよ」って呼んでも遊びに夢中で全然来ない。何度呼んでもその気になってくれない。
彼はとても「やりたがり」なので、例えばエプロンを自分で用意する、スプーンとフォークを自分で並べる、ご飯を自分で運ぶっていう支度はすごくやりたがり、できる範囲でやらせているのですが…「自分がやる!ママやらないで」と言うくせに、実際は全然やろうとしないのです。
毎回、いろんな声がけをして、あの手この手で誘ってみても難儀することが多く、なにもかも彼のペースにはさせられない、と『じゃあもう先食べるよ』『食べないならいいよ』となってしまうこともたまに。最終的に泣き喚き、子も親もいやな気持ちになるということがしばしば。
みんなで平和に食事をしたいだけなのに、温かい料理を温かいうちに食べてほしいだけなのに…と、こちらもダメージは大きくて。
やる気になるとすごく早いんです。なのになかなかその気になってくれないんです。
ちなみに食事することは好きらしく、着席してしまえばパクパクとよく食べるほうです。
こういったことは食事のシーン以外にもちょこちょこと垣間見られ。
保育園からなかなか帰ろうとしなかったり、保育園から帰宅後、全然靴を脱がなかったり、風呂に入ろうとしないなど。保育園の先生にこんなことを相談したところ、ちょっと面談しましょうかとお話をすることになりました。
突然の面談に恐怖する…
保護者面談の時期でもないのに、わざわざ時間をとって面談だなんて…。
「一体なにを言われるのだろう…甘やかしすぎ?厳しくしすぎ?毎日頭を悩ませているのに、いまの状態で何を言われてもダメージを受けてしまいそう…」なんて、かなりどきどきしていました。
けれど実際に先生と話したら、意外にも自分の気持ちが少し柔らかくなったような気がします。
保育園では、ご飯の前に席に座って楽しめるパネルシアターをやっているそう。内容は子どもたちが大好きな乗り物の話だったりするので、わが子も遊びを切り上げ、急いで片付けて着席している。着席し、パネルシアターを楽しんでいる間に配膳されてくるので、スムーズに昼食に移行することができているとのこと。
⇒これはなるほどでした。うちでも取り入れたいな、と。パネルシアターはちょっと無理ですが、自然と着席したくなるようなお楽しみを用意するのは良いかも、と思いました。
思わず涙した園長先生からの言葉
面談の最後、職員室の中でさりげなく話を聞いていたらしい園長先生がこんなことを話してくれました。
もしかすると長男は、保育園と家庭での姿を使い分けていて、家ではおうちの人に甘えてるのかもしれませんね、と。
保育園でも楽しんで、2歳なりに小さな社会に適応している様子だけれど、先生は皆の先生だから、自分のわがままを言ったりしてはいけないと、すでに心のどこかでわかっているのかもしれない。だから家に帰るとほっとして、泣いたり喚いたりしても良い、許してくれると思っているのかもしれないですねと。
わがままを言える場所があるのは大切なこと。だからおうちの人はすごく大変かもしれないけど、保育園は助かっている。おうちでわがままを言えなくて、園で大変な子だっているんですよ、と。
お話を聞いていて、家庭で両親一生懸命子どもと向き合っているのがわかると。だからちょっと肩の力を抜いて、もうしょうがないなくらいに思ってても良いのかもしれないですね、と。
それを聞いて、思わず涙が零れてしまいました。
保育園から帰ってもなかなか靴を脱がなかったりお風呂に入ろうとしなかったりするのも、園から帰宅して気が抜けてダラ~っとしたくなるのかな。と思えたのです。
帰宅してふ~って気が抜けて動きたくな~い、みたいなの、それは私も心当たりある。
その気持ちわかるな、と。2歳の子の立場で考える事ができたのですね。
そう思えたら、わが子の行動が遅くてイライラするっていうのがちょっと和らぎました。
2歳児の気持ちにちょっとでも寄り添えたら。
こうすればうまくいきますよっていう方法論の解決策は得られなかったのだけど、(いろいろな方法も教えてはくれたけど、家でもどれも実践済みだった)その日は心の持ちよう、向き合い方を教えてもらったような気がします。
最近は「なんでこんなに時間かかるのだろう」「全然いう事聞いてくれないな」「どうしたらやってくれるんだろう」「なに考えてるかわからない」なんて考えてしまっていて、子どもの立場に立って気持ちを考えられていなかったのだなー…と、反省。
本人の気持ちのうほうに寄せられたら、こちらもちょっとは優しくなれるというか。理解できたら優しくなれる。かける言葉も変わってくるかなって。
ちなみにその日、食卓に呼ぶときは。
家族4人で電車になって、連結していくよがっちゃん!と電車ごっこスタイルで食卓まで行ったら、嬉しそうに「ぽっぽ~!」と言いながらかつてないほどスムーズに着席してくれましたとさ。(※今日はこれでうまくいったけれど明日通用するとは限らない。)
そんな、2歳イヤイヤ真っ只中の長男のお話でした。
本日は以上です。最後まで読んでくださりありがとうございました!
これからもゆっくり更新していきますので、ちろまめ記をよろしくお願いします。