こんにちは。ちろまめです。
夏真っ盛りですね。
小さなお子さんの中には、虫が大好き!という子も多いのではないでしょうか。
我が家の長男は3歳半ば頃から虫捕りに興味を持ち始め、虫の図鑑や本などをじっくりと読みこむようになりました。虫捕りってワクワクしますよね。
今回は、先日家の近所で大きなカブトムシをGET!したときのお話です。大きなカブトムシをどのように見つけたか、記していきたいと思います。
お寺の森にカブトムシがうじゃうじゃ?
事の発端は昨年の夏に遡ります。
当時(今も)、電車や踏切が大好きだった上の子を近所の踏切に連れていったときのこと。その踏切は珍しくお寺の敷地の中にあって、暑いなかでも木陰でじっくりと踏切鑑賞ができる居心地の良いスポットだったのです。
境内の中は木々がたくさんで、幹や枝のそこかしこにセミの抜け殻がくっついているのを子どもに見せていたら、寺院のお掃除をされているおじさんがやってきて
「かわいいね。虫好きなの?」
と声をかけてくれました。
しばらく世間話をしたあと、おじさんは踏切を渡った先にあるお墓の森を指さして言いました。
「あそこの森にカブトムシがうじゃうじゃいるよ。とってきてあげる!」
おじさんは踏切の向こう側の墓地へと続く階段をずんずん上り、見えなくなってしまいました。
しばらくして戻ってきたのですが、その時は夏も終わりかけだったからなのか、残念ながらカブトムシはいなかったようです。
「来年になったら採りにおいで」
と息子に言ってくれたのでした。
そして迎えた今年の夏。
電車と踏切に夢中だった長男も興味の幅が広がってきました。虫捕りがしたいという息子に、昨年会ったお寺のおじさんの言葉を思い出したのです。カブトムシがうじゃうじゃの森…行くっきゃない!!
採集へ行く前に…カブトムシの基本情報をチェック。
●カブトムシ採集のベストシーズンは、7月中旬~8月中旬。
6月上旬から9月中旬頃まで捕れるところもあるが、場所や時期、その年の気温状況にもよるそう。
●カブトムシは夜行性
日中は基本的に土に潜ったりして隠れている。
陽が沈んでから活動するため、夜は17~22時、朝は4時~7時位がチャンス。
●カブトムシの採れる場所
カブトムシのいる場所は木々の樹液が染み出ているところ。
クヌギやコナラの木の樹液が大好き。
2022夏、いざカブトムシ採集へ
事前情報を元に、私達も気合いを入れて当日は朝6時に家を出ることに。
最近ウチの子どもたちは早起きが得意で、6時前に起きていることもしばしば。カブトムシを探しに行くとなったら、5時半には余裕で飛び起きていました。
持ち物は
●虫捕り網(100均のではなく、ネットで買った竿が伸び縮みするロングタイプ)
●虫かご
●虫よけスプレー
●水筒(水分補給大事!)
それとせっかくだから、私はおにぎりやゆでたまご、ウインナー等をたくさん詰めた簡単弁当を持っていきました。虫捕りのあとは朝ごはんのお弁当タイムにしたら楽しいなって。
見つけました、カブトムシ。
お寺に着いたのが6時20分くらい。
墓地になっている裏手の森を探していきます。
ただしそこは急な斜面になっていて、お墓の部分は整備されているのですが樹々がたくさん生えている奥のほうには入り込みにくく。小さな子供も一緒だし無理はできないな…、と思ったその矢先!
目線の先に黒い蝶がひらっと舞ったと思ったら、すぐそばの木にとまったり離れたりしているのが見えました。さらに蝶の止まったその付近には、黒い点々とした影がいくつも見えたのです。
「もしや、樹液スポットか!?」
近づいてよく見ると、その黒い点々は数匹のカブトムシ!
同じ樹の下のあたりや根っこのほうにもカブトムシが何匹も群がっているのが確認できました!
これを見つけたら、もうあとは採るだけです。
高いところにいるカブトムシを虫捕り網で、根っこのあたりにいたのは手で掴んでみました。
想像してたよりずっと大きくて、息子は大喜び、母はそわそわ。
大人になってから興奮することってそう多くないように思うのですが、カブトムシを捕まえた瞬間はすごくドキドキしたなあ。
急いでカブトムシ用の土や枝、エサのゼリーを購入し、飼育をはじめて毎日様子を見ています。現在2週間ほど経ちますが元気な様子。昼間は土の中でじっとしていますが、夜寝ることになるとカサカサ…と音を立て動き出したり、ブーン!と羽を羽ばたかせたりしています。
↑クヌギやコナラの木が大好きとのことで調べてみましたが、私達が見つけた木はそのどちらでもなさそう…でこぼこしていないし、これはなんの木でしょう?他サイトさんで掲載していた樹々の写真と比べてみましたがシラカシの木でしょうか?