ちろまめ記~2歳差兄弟を育む日々のこと~

ちろまめ記~2歳差兄弟を育む日々のこと~

2歳差かわいい男児たちの子育て記。自身は長年アレルギーもち。がんばる日々の子育てや暮らしの情報を記録&発信。参考にしてもらえたら嬉しいです。

カマキリを飼う!?卵から赤ちゃんが産まれたよ。

こんにちは。ちろまめです。

3歳&1歳男子の子育て中です。

 

我が家、なんとカマキリを飼うことになりました!

産まれて間もない赤ちゃんカマキリです。これまで虫なんて飼育したことほとんどないこの私が…!

最近になって昆虫にも興味が湧いてきたらしい3歳の息子も、虫捕りはやるようになりましたが実際おうちで飼うというのは初めてのことです。

 

今日はカマキリの赤ちゃんを我が家に迎えたお話です。

 

①カマキリの赤ちゃんをどうやって捕まえた?

まずはカマキリの赤ちゃんをどのように捕獲したかを説明します。

実は昨秋、自宅のすぐ傍の壁にカマキリが卵を産み付けるのを目撃したんです。

大きなカマキリが壁に張り付いている!と思ったら、お尻の方に卵がついていて。

『えっ、今まさに産卵中ー!?』

卵はとっても不思議な美しい青色で、調べてみたらこれ、ハラビロカマキリという種なのだそう。

1~2日位してもう一度見ると、母カマキリは既にその場から立ち去っていて、青かった卵は濃い緑~茶色になっていました。

青いのは産みたて限定なんだな…と感動し、それからというものハラビロカマキリの卵をちょこちょこ子どもたちと一緒に観察し続け、冬を越しました。

いつ産まれるのかな、実は他の生き物に食べられちゃってたりはしないかな、と孵化を楽しみに過ごしてきたのです。

 

②カマキリの赤ちゃん、誕生のときー

嵐の日も雪の日もそこにあった卵。ある時、外敵に突つかれて傷ついてしまったのかわかりませんが、卵の一部が少しだけめくれあがってしまっています。

「これはもう孵化しないかもしれないな」と思いました。

しかし冬を越え、春が過ぎ、6月に入って間もない頃ー。ふと見ると卵の一部が破れてふわふわの毛のようなもの?が出ているではありませんか。そしてそのすぐ傍に、ちっちゃな1センチ程の赤ちゃんカマキリが一匹!お誕生おめでとう!!

数時間後にもう一度よく見てみると付近には3匹の赤ちゃんを確認できました。

 

カマキリの赤ちゃんって数百匹うじゃうじゃと産まれるイメージでしたが、3匹だけというのは予想外。卵は一部が破れているだけでまだほとんど元の形を保っているので、これから時間をかけて兄弟が出てくるのか、それとも既に数百匹産まれたけれど共食い等で数が減ってしまっているのか、その辺りはよくわかりません。

 

③カマキリの赤ちゃんって何食べる?

冬の間じゅう見守ってきた卵が孵化して、実際に赤ちゃんカマキリを目にした上の子ー。感動した様子でした。そして、カマキリの赤ちゃんをおうちで飼ってみることに。

捕獲する時は、硬めの紙にすくいあげるようにしてカマキリを乗せ、飼育ケースに入れました。

 

カマキリの赤ちゃんの食べ物を調べたところ…。アブラムシやコバエを食すとのこと。

そして食料が少なければ、共食いしてしまうことも珍しくないとのこと。

 

アブラムシは道端でよく見かける『ひめじょおん』や、『よもぎ』等についているので入手しやすいという情報を見て、慌てて近所から摘んできました。アブラムシのついた葉をそのまま飼育ケースに入れれば良いというから、これなら続けられそう。

 

ちょうど自宅で育ててみようと用意していたナスの苗にもアブラムシがいっぱいついていて、「餌の宝庫」ラッキー!とばかりに捕獲しまくりました。

(最初はネットの記事を参考にハケで取っていたけれど、ハケの中にアブラムシが入り込んでしまってうまくいかなかったので、綿棒を使って採集。飼育ケースの中に振り落とすという方法でアブラムシを捕獲・提供しました。)

 

④飼育スタート。元気に育つか⁉赤ちゃんカマキリ

飼育ケースに入れたアブラムシですが、早速カマキリベビーが『シュンッ!!』て秒速で手を伸ばして、捕らえる様子を見ることができました。(両手使って、アブラムシ2匹一気にGETしてましたわ)さらにそれをムシャムシャと食べているのも確認。

 

生餌の用意や脱皮の世話等、カマキリの飼育は少し難しさがあるようですが、できたら赤ちゃんカマキリを大きく成長させてあげたいな(大きくなったら逃がすかな…)。

 

そして一緒に過ごす時間が長ければ長いほど、我が家の3歳児も小さな生き物への愛情であったり、お世話をすることの喜び、生き物が生き物を食べること、自然の生き物を飼うことの難しさ等々、学ばせてもらうことがたくさんあるのではないかなと。

 

私自身は幼少期、セミとかダンゴムシ、バッタ等なら捕まえたりしてたから虫苦手ってわけでもありません。けれど、自宅で飼育するほど好きな訳でもなく、飼育した覚えはほとんどありません。今はネットで飼育方法や生態に関する情報がたくさん出ているから有難いなぁと思いながら、息子と初めてのカマキリ飼育にチャレンジしてみます!

 

子どもがいなかったら、私の人生でカマキリの赤ちゃんを飼育することなんてもう絶対になかったはず。

子育てって、自身は既に通り過ぎて過去のことになってしまった〝子どもの世界〟を、自分の子と一緒にもう一度体験しているようで、それが育児の楽しさ・喜びのひとつだなと最近感じます。

 

それにしても、飼育ケースが気になって一日に何度も眺めてしまう…。

どうか我が家で大きく成長してくれますよう。

また追加レポします、お楽しみに!

⇒2022.8月追記・この赤ちゃんカマキリですが、結局卵からはそれ以上赤ちゃんが孵化することはなく、一部が破れたままの卵が今も玄関付近の壁にくっついています。

そして、残念ながら我が家で飼育をした2匹の赤ちゃんは、4日ほどで死んでしまいました。一生懸命、子どもとアブラムシを取ってせっせと与えて、食べているところも何度か確認はできたのですが…。うまく育ててあげられずごめんね。やはり、自然の中にいさせてあげるのが一番なのでしょうね。

プライバシーポリシー