睡眠時間の確保と身体を温めることに気をつけるようにしたことで、それまでよりも順調に生理が来るようになった時期が数ヶ月ありました。自分にとっては冷えが一番よくなかったのかもしれない、とその時実感しました。
ところがいよいよ入籍し、結婚式とその準備、さらに遠方の親戚のところへ挨拶旅行、などとかつてないばたばた期間が続きます。仕事の繁忙期も重なったりして、無意識に身体は疲れていたのでしょう。忙しさに比例するようにまたひっそりと生理が来なくなりました。
諸々のイベントごとが終わって少し落ち着いたころです。
夫と、子どもについての考えを共有する機会がありました。
それまでにも夫と子どもについてなんとなく話したことはあったのですが、改めてお互いの考えを確認したような形でした。
「子どもはいつか欲しい」という考えは二人とも一致。
「だけど、私は生理不順で子どもができにくいかもしれない。不妊治療をしたほうが良いのかもしれないよ」と伝えました。
私も夫も、子どもはいずれ欲しいけれど、夫婦二人の時間も大切にしたい。という想いがありました。『あまり焦らず、とりあえず一年は自然にまかせて過ごそう。一年たったらまたその時に考えよう』ということになりました。
生理不順であることは心のどこかで常に小さな悩みの種でしたが、夫と『一年は自然にまかせて過ごす』と決められたことが自分をラクにしてくれたように思います。一年という期間を決めたことで、一年後、またそのときの状況をみて夫と一緒に考えれば良いのだと思うことかできました。